強行法規と任意法規、任意規定とは?

強行法規とは?

強行法規というのは、
強行規定ともいいますが、

 

法律の規定の中で、
当事者がそれと異なる法律行為をしても、
それを無効とするような規定のことをいいます。

任意法規とは?

任意法規というのは、
任意規定ともいいますが、

 

法律の規定の中で、
当事者がそれと異なる法律行為をしても、
それを有効とするような規定のことをいいます。

強行法規と任意法規

任意規定が、
私的自治を許す規定であるのに対して、

 

強行法規は、
公の秩序に関する規定なので、
公法上の規定というのは、
強行法規である場合が多いです。

 

例えば、業者の取締まりのためとか、
免許を与えるための法規のような、
取締法規と呼ばれるものに違反した行為については、

 

行政罰を受けたりすることはあっても、
法律行為を無効とされないケースもあります。

 

一方、次のような法規は、
私法上の規定ですが、強行法規です。

 

■物権や会社等の第三者に関係の深い法規
■身分関係の法規
■弱者保護のための法規(借地借家法など)

 

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任意規定とは?

任意規定というのは、
「任意法規」ともいいますが、
法令中の規定のうち、
公の秩序にかかわりのない規定のことをいいます。

 

ちなみに、任意規定は、
強行規定に対してこのようにいわれます。

任意規定と異なる契約

当事者が、
任意規定と異なる内容の契約をした場合には、
その契約が優先します。

 

例えば、民法404条は、次のように規定し、
※約定利率が優先して適用されるとしています。

 

⇒ 「利息ヲ生スヘキ債権ニ付キ別段ノ意思表示ナキトキハ其利率ハ年5分トス」

 

※利息制限法もしくは出資法の制限利息に反しない限り

 

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